国 | : | ミャンマー |
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都市 | : | ヤンゴン |
日時 | : | 休日の午後 |
(日本・総務部)軍部のクーデターにより、国の指導者が拘束されたと速報が入った。
現時点ででは大規模なデモ、爆発等は報道されていないが、電話回線、インターネット回線が遮断され、現地駐在員とコンタクトをとることができない。日本外務省も邦人の国外退去を示唆する動きではないが、連絡が取れない状況下で現地の生の状況を逐一教えてもらうことはできないだろうか。
【手配内容】
・緊急連絡網の確立(TASKALアプリ内の関係者グループチャット設立)【所要時間】
・SOS入電後から約1時間【料金】
・緊急連絡網確立代 US$800
【見解】
今後の状況は流動的であると考え、最悪の事態も想定したシミュレーションはしておかなければいけない。
電話回線、インターネット回線が不安定な状況下で、現地と速やかに連絡網を確立できたことは、危機管理上評価できる点だ。
常時現地から直接情報が取れる体制を維持してほしい。
邦人が外を出歩くことに多少不安を感じ始めた段階では、現地パートーナーの車及びスタッフを通じて食料品のデリバリー等を出来るように想定しておかななければならない。また、この段階で国外退避を検討する必要がある。
また、外を出歩くことが危険に感じるような段階では、すでに国外退避している可能性が大だが、空港の閉鎖等で逃げ遅れた場合に備えた籠城措置や陸路または海路での退避プランも準備し提供できる体制づくりが必要。【確認】
(1) 反政府デモの拡大状況を顧慮し、食料の備蓄、現金の準備はアドバイスできているか?
(2) 国外退避を決定する場合の判断基準は、顧客企業責任者と確認出来ているか? 国外退避ルートは複数検討されているか?
(3) 籠城となった場合、治安の悪化に応じて自宅から高級ホテル等への退避検討も念頭にあるか?
(1) 現状でのアドバイスはまだできておらず、状況をみてアドバイスを行う。
(2) 危機管理会社と想定経路を検討し、準備を進めている。
(3) 今後の状況を踏まえ、現地パートーナーと連携し退避準備を進めている。