国 | : | ペルー |
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都市 | : | クスコ |
日時 | : | 休日夜 |
カナダに留学中。長期休暇で憧れの世界遺産『マチュピチュ』を観光しようとペルーを訪れたのだが、クスコ市内に入ってからさっそく食欲がない。高山病は無理をしなければ徐々に高度に慣れるとのこと。ホテルに早めにチェックインし横になる。ところが慣れるどころか頭痛や吐き気は時間経過とともに悪くなる一方。夜にはいよいよ我慢できなくなりホテル常備の高山病の薬をもらい、若干落ち着いたのでSOSコールした。
【手配内容】
・SOSコールで相談を受付。
・翌朝までの経過観察。
・経過観察後の低地への移動手配の準備。【所要時間】
・OS入電から約8時間。【料金】
・無料:留学生向け危機管理商品「留学110番」利用者付帯サービスの為。
【見解】
高山病の症状は個人差が大きい。予防の一番良い方法は、『ゆっくりとした旅行計画』と言われるが今回のケースは十分なゆとりを持った行動にもかかわらず状況が悪くなっている。一時的に薬が効いているとは言え、悪化する可能性もあるし、朝になったら大きく軽減されていることもあるだろう。最悪の事態を避ける方法は『低地への移動』しかないため、翌朝すぐに動きだせる準備が肝要だ。【確認】
(1) 陸路で高度数百メートル下がることと、空路で海抜ゼロ地帯に戻る両方の準備をしたか?
(2) 朝になったら何事もなかったように体調が戻っている可能性も考慮したか?
(3) 翌日の行程がより標高の高い方面に向かうものではないか確認したか?
(1) 陸路で若干標高の低い場所への簡易移動と空路でリマまで戻る両方の選択肢で準備していた。
(2) 空路の空席は十分にあったので、翌朝の体調をお聞きしてからの手配を想定していた。
(3) マチュピチュ観光(クスコより低地側)であることを確認していた。