国 | : | スイス |
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都市 | : | ジュネーブ |
日時 | : | 平日夜間 |
ジュネーブの街を一人散策中、カフェに入ったところ、店にいた東洋人系の女性客に話しかけれられた。会話の後、一緒に夕食する流れとなり食後バーに立ち寄った。しかし飲んでいるうちに眠くなり、気が付いた時には女性はいなかった。店員によると2時間ほど寝ていたようで、女性はしばし一緒にいたが、一人店を出て行ったとのこと。確認すると、財布から現金とクレジットカードが抜き取られていた。急いでカード会社に電話したが、すでに使用されていたので盗難を伝えた。現地払いのホテル代金、明日からの交通費などの活動費を、会社に身元照会の上で、貴社から一時的に借り、後日清算することはできないだろうか。
【手配内容】
・滞在費建て替え、スタッフの派遣【所要時間】
・SOS入電後から現場到着まで約2.5時間。【料金】
・スタッフの派遣費:交通費、緊急追加料金込み SFR300
・貸出の通貨は現地通貨のお札に限り手数料は10%。返済保証の書面等が必要。
【見解】
身体に異常がなかったのが幸いであるが、飲み物から薬品接種の可能性もあり、念の為病院で検査を受ける事をお勧めする。
クレジットカード会社にはすでに盗難届とカードの無効化を実施しているので安心(消費者保護の観点から盗難届提出の60日前からの不正利用部分の金額については補償される)。
なお、他に盗難物が無いか確認し、何かあれば会社が付保する海外旅行保険で補償可能かを確認すると良い。
当座の現金貸与を現地TASKALパートナーに要請するのであれば、顧客企業・パートナーと打ち合わせの上で貸与額と清算方法を決定。【確認】
(1) 海外保旅行保険について確認を行ったか。
(2) 保険会社に補償できるか確認したか。
(3) 現金貸与及び精算方法について確認が取れているか。
(1) 顧客に確認したところ、傷害死亡・後遺障害のみで他の特約はつけていない特殊な保険との事。
(2) 会社付保の保険では保険対象外であるが、顧客が所持するクレジットカードの保険で現地での病院費用や盗難品の補償が受けられる可能性もあるので、念のためクレジットカードが付保する保険会社への確認を勧めた。 (3) TASKAL現地パートナー会社は現金貸与にあたり、顧客企業からの承認書面を求めているため顧客企業に連絡した。今後はパートナーと直接話を行って対応してもらう。