国 | : | ベトナム |
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都市 | : | ホーチミン近郊 |
日時 | : | 平日昼間 |
現地提携大学で実習中、屋外でランチをしていると手元を鋭い痛みに襲われた。手には見た事も無い〝赤い色の蟻”が噛みついており、それをすぐに振り払った。その後は特に違和感もなかったので、講義にも出席したが夕刻、寮に戻ると噛まれた箇所が思いのほか腫れていることに気がつく。病院に行くまでもないと思ったが、念の為TASKALアプリのSOSコールでアドバイスを求めた。
【手配内容】
・日本の医師によるコンサルティングサービスを受けるようアドバイスした。【所要時間】
・SOS入電直後【料金】
・無料:留学生向け危機管理商品「留学110番」利用者付帯サービスの為。
【見解】
学生が噛まれてからコールセンターへ相談をするまでの経過時間から、「アナフィラキシーショック」等強いアレルギー反応を起こす可能性や、焼けるような痛み、かゆみ、膿(うみ)等が出ていない事からヒアリ等毒性の高いものでないとは判断されるが、万が一を考え病院へ行くことを薦めるべきである。【確認】
(1) 留学生が加入している海外旅行保険を事前登録情報等で確認できていたか?
(2) SOSコール(ビデオ通話)で腫れている部分を目視したのか?(思いの外腫れているという表現があてはまるレベルだったか?)
(3) 駆付けや保険会社のコールセンターとの連携をイメージ出来ていたか?
(1) 海外旅行傷害保険の付保内容は確認できており、現地の病院で念のため診てもらう事を強くアドバイスしたが、留学生は当日のスケジュールの関係でそれを望まなかった。
(2) 次善策として、オンラインで簡単に日本の医師によるコンサルティングを受けられるサービスを説明し、それを利用してもらう事になった。
(3) 日本の医師のコンサルティング結果や、症状の変化があればいつでもサポートする旨を案内したうえで次の準備に入れる体制を整えていた。