国 | : | グアテマラ |
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都市 | : | アンティグア市内 |
日時 | : | 平日日中 |
春休みを利用しスペイン語短期留学中。午前の授業が終わり、他の留学生と一緒に昼食を取りに外に出た矢先、話に夢中で石畳の段差に気が付かずつまづいた。倒れ落ちた際、目を外壁にぶつけ出血が止まらない。友人らがあわててタクシーで病院につれていってくれて、そのまま2針縫う手術をした。留学期間が短かった事、アンティグアの治安が良いと事前に聞いていたこと、経済的理由等から海外旅行傷害保険には加入していなかった為、困ってSOSコールをした。
【手配内容】
・無保険(海外旅行傷害保険未加入)状態という認識がある状況でのサポート。
・治療費を払う手持ちの現金がない、また払えたとしてもキャッシュが底をつく。
・海外旅行保険自動付帯付クレジットカードサービス利用のアドバイス。【所要時間】
・SOS入電中に解決。【料金】
・無料:留学生向け危機管理商品「留学110番」利用者付帯サービスの為。
【見解】
留学生本人が海外旅行傷害保険に加入していないという自己申告がされたうえで、海外旅行傷害保険付きクレジットカードの保有の有無を念のため確認した事はコールセンターのお手柄だったと言える。一般的にはクレジットカードに付帯されている海外旅行傷害保険の補償内容は「不十分な場合がある」と言われるが、今回のケースに限っては補償範囲内だったという事で運が良かったと考えるべき。渡航国の治安が良い事、旅行期間が短い等の理由はあるにせよ、しかるべき海外旅行傷害保険への加入は必須と考えた方が得策。【確認】
(1) クレジットカード付帯保険の補償内容を正確に把握できていたのか?
(2) 術後経過が悪化する可能性を考慮したうえで、SOSコールを切ったか?
(3)手持ち現金が不足した際でもサポートできることを伝えたか?
(1) 指定されたカードブランドから海外旅行傷害保険付保内容の概要は把握していた。
(2)残された滞在中や帰国途中において状況が悪化した際には遠慮なくSOSコールをするようにお伝えした。
(3)現金一時貸付も可能(手配費用は別途必要)を伝えたが、同行している友人から借りる事が出来るとのことであった。