国 | : | ドイツ |
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都市 | : | ベルリン |
日時 | : | 平日朝 |
本日、学校に行く途中にホスト先の同じアパートに住んでいる50代ほどの男性から「 学校まで送ってあげるよ」と言われた。最初は遠慮したが食い下がられたので渋々乗ってしまった。道中では自分の連絡先や学校名、どの時間に学校に行くのか等を事細かに尋ねてきて自分はそれを全て答えてしまった。結局何事もなく学校まで送ってもらえたものの、今ホスト先に戻ってきて思い出すと“知らない人”という所で不安になってしまったのだがどうしたら良いだろうか。
【手配内容】
・コールセンター日本語スタッフによる対応(入電及びアプリチャット)【所要時間】
・初電時より10分【料金】
・無料:留学生向け危機管理商品 留学110番」利用者付帯サービスのため。
【見解】
コールセンター契約を頂いている最も典型的な利点のケースである。いつでも気軽に相談が出来る窓口があり、尚且つ自身のスマートフォンにコールセンターとつながれるアプリが入っているとこれ以上心強いものはない。
相談者は不安を感じているので、コールセンター側はまず「聞く姿勢」を保ち、相手に落ち着いてもらうことを優先とする必要がある。そして、家族・ホームステイ先・留学仲介会社に相談いただくことを伝える。事態が継続するようであるならば、誘拐のリスクも視野に入れ、現地警察など外部の機関へ連絡を取るなどの対応方を伝える。アプリ契約者なので、GPSによる位置情報は参考となる。ただし、留学生向け危機管理商品「留学110番」利用者付帯サービスでの対応の為、失効期限を迎えると対応できなくなることを認識しなくてはならない。【確認】
(1) 現在の安全状況を確認したか。
(2) 依頼主の気持ちが落ち着かせるような口調で対応したか。
(3) 家族・ホームステイ先・留学仲介会社へ相談するようお伝えしたか。
(4) 誘拐の可能性を感じたら乗車しない旨を伝えたか。
(1) 伝えてしまった連絡先に連絡がなく、その後の生活に不信な所は無いと、確認した。
(2) 入電時は泣いていた為、女性のスタッフに変わり、話を伺った。
(3) ホームステイ先に事情を話したか確認した。すると、その男性はホストファミリーの妻子持ちの知人であることが分かり、ホストファミリーから男性に連絡をすることになった。
(4) 誘拐のリスクに繋がるため、今後は知らない人の車には乗らない旨をお伝えし、通話を終える。