
| 国 | : | パキスタン |
|---|---|---|
| 都市 | : | カラチ近郊 |
| 日時 | : | 平日昼 |
インドとパキスタンの軍事的緊張の急激な高まりで、両国がカシミール地方での越境攻撃を開始したとのニュースが入った。パキスタン北部に駐在していた日系企業の現地法人職員と帯同家族から退避したいとの相談があった。
【手配内容】
・退避用航空券の手配(仮予約を作成し、座席を確保) ・危機管理コンサルタントと連携した退避ルートの提案、現地パートナーと連携した現地最新情報の共有【所要時間】
・3時間【料金】
・コールセンター及び危機管理サービス契約顧客であった為、月額料金内で対応。
【見解】
本件は当社コールセンター利用が活きる最たる例である。さらに、危機管理会社としての視点を活かし、地政学的な状況を踏まえたアドバイスを提供できるのも強みだ。世界140か国の現地パートナーとの連携により、現地の実情に即した対応も可能としている。【確認】
(1) 退避か籠城か
攻撃が地域的あるいは時間的に限定される場合、事前に準備され、防護等された勤務先、自宅等の安全な場所に籠城する方が、むやみに、退避ルートを求めて危険な地域を徘徊するよりは安全なこともある。攻撃の烈度、空間的、時間的範囲などの現地の状況を踏まえて、退避の是非、最適の退避ルートなどのご提案ができたか?
(2)サポート対象は誰か?
多くの日本本社の管理対象は、駐在員、帯同家族並びに出張者となるが、稀に現地採用の職員や現地ローカル職員もサポート対象として依頼が入る場合がある。特に現地ローカル職員の場合は、日本国籍所持者と入国条件が異なる場合もある為注意が必要である。
(1) 今回は結果航空券を利用しないとの連絡が入り、対応を終了した。両国とも軍事施設をターゲットとした攻撃をしていた為、居住地には影響がなく、自宅籠城した可能性もあるが、ご自身で退避の手配をされたのか籠城したのかの確認はできなかった。
(2) 今回は駐在員とその帯同家族からの退避の相談であった為、日本国籍の入国条件を確認するのみで問題なかった。ただペットを飼われており、当初ペットを連れた退避を希望された為、航空会社への確認に時間を要した。ペットは検疫上すぐに出国できない事も多く、航空会社とのやり取りも煩雑な為、今一度コールセンターでの対応方法の見直しが必要と考えられる。