
| 国 | : | タンザニア |
|---|---|---|
| 都市 | : | ダルエスサラーム |
| 日時 | : | 休日昼間 |
ボランティア活動中の大学生が休日に中心街の観光に出かけた。再開発中の旧鉄道跡地を見つけ、記念に写真を撮ったところ、通行人の通報で警察官から職務質問を受けることになった。学生はその場で当社にSOSコールを行い、通訳・警察への説明の支援を要請した。
【手配内容】
・警察官への事情説明の代行【所要時間】
SOSコール入電から15分【料金】
留学生向け危機管理サービス「留学110番」の月額料金
【見解】
海外では、軍事施設や政府関連インフラの撮影が安全保障上の理由から厳しく制限される事もある。再開発区域や鉄道跡なども、警察の判断で「国の設備」とみなされることがあり、通報を受けた現場では即座に職務質問が行われる。 本件では、学生が逃走や抵抗をせず、冷静にSOSコールを行ったことが早期解決につながった。
もし学生がその場で当社に相談していなければ、誤解が解けないまま拘束・連行され、大使館経由での身元確認や事情聴取に発展していた可能性もある。今回の対応は、「未然の危機」段階で当社が介入することで、危機化を防ぎ、現場で収束させた好例といえる。【確認】
(1)警察官への説明内容次第では更なるトラブルに巻き込まれる可能性もあるが、どのような説明を行ったのか。
当社コールセンターが警察官と直接通話し、学生が日本の大学に所属するボランティアであることを説明した。学生は観光目的で撮影を行ったものであり、現地の法令を尊重する意思があったが、撮影禁止対象であることを知らなかった旨を伝達。併せて、当社が学生本人の身元および帰国予定を把握していること、必要に応じて日本大使館と連携し、出頭や同行にも応じる用意があることを説明し、当社の連絡先を共有した。
その結果、警察からは「写真を削除すれば問題なし」との回答を受け、学生はその場で写真を削除。金銭要求や強圧的な行為もなく、事案は現場で速やかに収束し、移送や拘束には至らなかった。