
| 国 | : | 中国 |
|---|---|---|
| 都市 | : | 広州市 |
| 日時 | : | 現地・日本時間平日深夜 |
公共交通機関を利用して宿泊予定のホテルへ向かっていたが、ホテル予約サイトに表示されている地図情報と実際のホテル住所が一致しておらず、誤った場所に到着してしまっ た。その後、ホテルの正確な所在地が分からない状況となり、現在地についても把握できていない。また、周辺では英語がほとんど通じず、所持している現金も限られていることから、自力での移動が困難な状況にあり、ホテルまでの移動方法について相談したい、との内容であった。
【手配内容】
1. 宿泊ホテルへの移動サポート
2. 電話越しでの通訳対応【所要時間】
入電から60分【料金】
コールセンター月額料金内におけるサポート
【見解】
多くのホテル予約サイトでは、登録された住所情報を基に位置情報が自動表示されているほか、複数の異なるデータベースを参照して地図情報を生成している場合がある。そのため、表示される位置情報が必ずしも正確とは限らず、実際の所在地と数百メートルから数キロ程度ずれて表示されるケースも少なくない。この種のトラブルは、決して特殊なものではない。
またホテル予約サイトには、旧住所や更新されていないデータが残っていることもあるため、たとえ知名度の高いホテル予約サイトを利用した場合であっても、渡航前にホテル名および住所を公式サイトや地図アプリ等で確認しておくことが望ましい。【確認】
(1) 治安上の懸念があるエリアではないかを含め、深夜帯においても架電者の身の安全が確保されている状況であるかを確認したか。
(2) HAZARD Busterアプリ等のスマートフォンのGPS機能や、周辺の飲食店・施設情報を用いて、現在地を特定できるかを確認したか。
渡航者の現在地周辺について詳細にヒアリングを行った結果、付近に警察署があることが判明したため、安全確保を目的として警察署への移動を依頼した。
警察署到着後、警察職員の方と電話を交代し、中国語対応スタッフが現在地および目的地(宿泊予定ホテル)の情報を確認した。
その後、警察職員の方によりタクシーの手配が行われ、渡航者が正しいホテルへ無事到着したことを確認している。
なお、当該旅行会社とはHAZARD Busterアプリの契約が締結されていなかったため、今回はアプリを用いた位置情報の把握は実施できなかった。
本アプリは、中国を含む非西側諸国においても管理者側で利用者の位置情報を確認でき
る仕組みであり、今後同様の事案に備えた有効な手段となり得る。