
| 国 | : | 南アフリカ |
|---|---|---|
| 都市 | : | ヨハネスブルク |
| 日時 | : | 現地時間早朝 |
空港で預け荷物のスーツケースを受け取ったところ、荷物の錠前が破壊されていることに気付いた。中を確認したところ、現金および貴金属が抜き取られていた。旅程はまだ続くが、盗難に遭った現金の扱いや、スーツケースのラッピングは盗難防止に効果があるのかの相談を受けた。
【手配内容】
電話口でのアドバイス【所要時間】
入電から約60分【料金】
コールセンター月額料金内でのサポート
【見解】
盗難が発生した状況を渡航者側から正確に把握することは困難である。荷物のラッピングや錠前の強化は直接的な盗難防止策にはならず、特に治安上のリスクが高い地域では、手荷物検査等で現金や貴金属が確認されると、破壊されて中身を抜かれる可能性も排除できない。そもそも、現金や貴金属等の貴重品を預け荷物に入れるという選択自体が、危機管理上きわめて脆弱な判断である。貴重品は常に携行し、自己の管理下から離さないことが唯一の合理的な対応である。【確認】
(1) 破損したスーツケースや盗まれた物品について、航空会社の補償対象となるかどうか確認したか
(2) 今後の防止策を明確に渡航者へ伝えることができたか
渡航者からの「旅行継続を優先したい」との意向を受け、スーツケースは新規購入ではなく
錠前修理による対応とした。これは、該当地域では現地で即座にスーツケースを入手することが難しいこと、また渡航者が使用していた布製のソフトスーツケースがアフリカ独自の道の悪さや車・セスナでの移動が多い環境に適していることを踏まえた判断である。
同時に、受託手荷物に貴重品を入れないよう助言を行った。
盗難された現金の補償について、渡航者に代わり航空会社に確認したところ、スーツケース破損による修理費は補償されるが、盗難された物品の補償は不可であった。そのため、加入している海外旅行保険の補償内容も確認するよう助言した。